日本経済新聞は、「中国製の携帯電話は、安かろう悪かろうではない。中国勢が、世界のスマホの値下げブームをけん引している。スマホの発展途上国での普及に伴い、中国ブランドの廉価版スマホが世界でシェアを拡大している」と報じた。
しかし中国製の携帯電話は、現時点では日本で主流となっていない。携帯電話研究家の山根康宏氏は、「ファーウェイが数機種のロー・ミドルエンドスマホを販売すると、その他の有名ブランドも日本市場に関心を寄せるようになった」と指摘した。日本2位の通信事業者KDDIは8月29日、廉価版スマホメーカーの設立を宣言した。これまで高品質・高価格が勝利を収めてきた日本市場で、中国製の携帯電話がコストパフォーマンスによりシェアを拡大する日が訪れようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月5日