中秋節(十五夜)の3連休は、住宅市場の伝統的な販売最盛期「金の9月、銀の10月」が初めて迎えた休暇だ。北京市住房・城郷建設委員会のウェブサイトが公開したデータによると、3連休の初日と2日目の住宅オンライン成約件数は394件で、前年同期比41.97%減となったが、メーデーの連休より増加した。業界関係者は、北京市の住宅市場の成約件数が、谷底を抜けようとしていると分析した。
3連休の初日と2日目の成約件数は、前年同期比では振るわなかったが、今年の端午の節句、メーデー、清明節の3つの連休の初日と2日目と比べると、大幅に増加した。そのうち端午の節句からは15.54%増、メーデーからは3倍増、清明節からは2倍増となった。
北京市の新規プロジェクトは9月に入り少なめとなっている。販売中の住宅は北京の東五環に集中しており、在庫消化率が80%以上に達している。