中国財政部のウェブサイトによると、中国政府は2014年に中型灌漑区節水関連施設改造プロジェクトの整備のため、中央財政から農業総合開発資金を15億5000万元拠出し、農業、特に食糧の総合生産能力を高める計画を打ち出した。9日付中国証券報が伝えた。
河南省、吉林省、遼寧省などは7月以来、63年ぶりの深刻な干ばつに見舞われている。アナリストは、「深刻な干ばつを受け、政府による節水関連施設改造資金の拠出は、農業用地の耐干性を高める積極的な効果をもたらし、節水灌漑関連上場企業が直接利益を得ることになる」と分析する。
「中国証券報」より 2014年9月9日