中国監督管理層の関係者は17日、「中央銀行(中国人民銀行)が16日、大手銀行5行に5000億元のSLF(短期流動性ファシリティー)を実施」という市場の噂を否定した。しかし複数の業界関係者は、この噂がほぼ事実であると話す。18日付中国証券報が伝えた。
中央銀行と大手銀行5行は、この情報に対して明確に回答していない。業界関係者は、「金融政策は今後、経済情勢の変化に応じて適時•適度に調整される。政府が当面区間型調整のスタンスを堅持しながら、特定分野に照準を定めた規制緩和を実施していく方針で、現在のところ全面的な金融緩和が実施される可能性は低い」と見ている。
「中国証券報」より 2014年9月18日