中国人民銀行(中央銀行)のウェブサイトによると、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、9月20―21日にオーストラリアのケアンズで開かれた。中国人民銀行の周小川総裁は発言の中で、サービス業の発展を積極的に支援すると表明した。22日付中国証券報が伝えた。
周総裁は、「中国のGDPに占めるサービス業の比率が上昇しており、2013年には46%に達した。しかし同じ所得水準の国と比べ、依然低い。中国政府は現在、サービス業の発展を高度に重視している。まずは観念を変え、民間部門も公共サービスを提供できると認識し、サービス業の規制を徐々に緩和する。次にサービス業発展に対する資金援助を重視する」と述べた。
「中国証券報」より 2014年9月22