中印両国は先ほど鉄道協力計画を取りまとめ、インド高速鉄道市場における中日の競争を激化させた。共同通信社は20日、「インド政府は主要都市間を結ぶ7本の高速鉄道の建設を計画している。中国は、争奪戦への参与を正式発表した。初の高速鉄道となる、アーメダバード〜ムンバイ間の受注獲得を目指す日本は、厳しい競争に直面する」と報じた。
20日付ザ・タイムズ・オブ・インディアは、「中国の指導者が先ほどインドを訪問し、両国はインドの鉄道現代化の協力を進めることで一致した。これには、高速鉄道プロジェクトの事前評価、チェンナイやバンガロールなどの既存の鉄道の速度向上などの取り組みが含まれる」と報じた。デッカン・ヘラルド紙(電子版)は、「日本国際協力機構が主導するアーメダバード〜ムンバイ高速鉄道の事前調査がすでに始まっており、来年中頃に建設案が提出される予定だ。同鉄道はインドにとって初の高速鉄道であり、設計上の速度は時速350キロに達する」と伝えた。
日本はアーメダバード〜ムンバイ高速鉄道の争奪戦で、序盤を制している。日本は現在戦闘に立っているが、価格面で劣る新幹線が、「廉価を重視するインドのビジネス文化」によって苦戦する可能性が高い。