「日本経済新聞」は、中国企業は政府の推進のもとで国営企業が先行して国際化に取り組んできたが、アリババの上場は民営企業も国際市場で「存在感」をアピールする時代に入っているということを表している、と評した。
韓国「東亜日報」は次のように分析した。「G2」に続き、世界は中米両雄による「ネット2」の時代を迎えている、NYSEにおけるアリババ上場の成功は世界IT産業における中米両雄が争う態勢の形成を表している。米国のグーグル・フェイスブック・アマゾンといった企業は今まさに中国のアリババ・テンセント・百度などと競争する幕を開けようとしている。さらに「来年になると、アリババは米ウォールマートに取って代わって、世界最大の販売プラットフォームになる」と予測した。米「タイムズ」週刊紙は、アリババの上場は世界4大経済趨勢を表していると分析し、ますます多くの重要な企業が発展途上国から生まれ、新興市場は優良株を発行し、発展途上国の消費者が世界をリードすると締めくくった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月22日