中国国家外匯管理局(外匯局)資本項目司司長の郭松氏は25日の記者会見で、「香港地区の人民元適格海外機関投資家(RQFII)の2700億元の投資枠のうち、2653億元が分配され残りわずかとなった。現在はその他の部門と共に、投資枠拡大の関連問題について研究している」と述べた。26日付中国証券報が伝えた。
「滬港通」(上海・香港間相互株式投資)を利用した利ざや取り問題について、郭氏は「これは避けられないことであり、市場化を示すものだ。しかし取引の構造上、利ざや取りの空間は非常に限定的だ」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年9月26日