中国国家能源(エネルギー)局計画司のある幹部は27日、中国エネルギー革命ハイエンドフォーラムに出席した際に、「十三・五(第13次五カ年計画、2016―2020年)」期は、国家エネルギー構造の改善に取り組むと発表した。
エネルギー生産構造については、「十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015)」期の「五基一帯」(5つの重点エネルギー基地、1つのオイルガス開発帯)という開発構造を、「五基二帯」に格上げする。また、オイルガスの開発を一層強化すると同時に、再生可能エネルギーの占める比率を高める。
「十三・五」期のエネルギー計画の策定作業は6月に始まり、年末までに基本的な方針を形成し、2016年に報告する予定だ。同幹部は、「十三・五期のエネルギー計画は、現代エネルギー戦略システムを構築し、国内エネルギー生産量の拡大、エネルギー構造の改善、再生可能エネルギーの発展強化など、7大戦略的任務を打ち出す予定だ」と語った。
「中国証券報」より 2014年9月29日