中国の中央銀行(中国人民銀行)上海本部副主任、上海支店長の張新氏は28日、「中央銀行は上海自由貿易試験区内の自由貿易口座関連の取り組みを重点に、資本勘定での人民元兌換自由化を全面的に推進する」と述べた。29日付中国証券報が伝えた。
一方で、張新氏は「この兌換自由化は、一定の管理制度下の自由化であり、つまりある程度の制約がある自由化である。一部の人が考えているような完全な自由兌換ではない。上海自由貿易区で試験を行っているのは、類別管理を前提とした兌換だ」と説明した。
「中国証券報」より 2014年9月29日