中国財政部の朱光耀副部長はこのほど、「世界経済の回復の基盤が脆く、重大な課題に直面する環境において、中米は世界経済の回復を促進する注目点になっている。中国の世界経済成長に対する貢献度は、今年世界一になった」と述べた。専門家は、「中国は世界最大の新興市場国であり、経済・社会の発展の長期的な維持・安定により、世界経済成長への貢献度を拡大している。中国経済は特に国際金融危機に積極的に対応し、率先して好転を実現し、世界経済の回復を促す重要なエンジンになった」と指摘した。
貢献度が3分の1に 国際通貨機関(IMF)の林建海事務局長は、「新興市場国の世界経済成長への貢献度は、1990年代の時点で25%に達した。貢献度は2000−2007年に上昇を続け、危機発生後に再び上昇した。金融危機後、新興市場国の世界経済成長への貢献度が4分の3に達し、中国は3分の1に達した」と説明した。 中国商務部研究院の梅新育研究員は、中国の世界経済への主な貢献について、次のようにまとめた。