中国株式市場の創業板(新興企業向け市場)は創設開始以来、上場企業の数は年々増加しており、その市場規模も着実に拡大している。創業板上場企業はすでに中国の多層的資本市場の主力となっている。その業務内容は冶金・精錬、機械、設備、医薬、化学工業、電子など多くの製造業の分野に及んでいる。13日付中国証券報が伝えた。
創業板の市場規模については、2014年8月31日現在、創業板上場企業の総数は387社、株式総数は2009年の29.6倍の1025億3800万株、時価総額は2009年の12.2倍の1兆9587億2700万元、平均株価は19.10元、平均株価収益率(PER)は61.54倍、資金調達総額は2669億7000万元となっている。創業板は資本市場による資源配置、実体経済に「輸血」する役割を効果的に発揮していると見られている。
「中国証券報」より 2014年10月13日