中国商務部部長補佐の張向晨氏は22日、国務院新聞弁公室の記者会見で、「中国の2014年の対外投資額の成長率は約10%になり、対外直接投資額は1200億米ドルに達する」との見通しを示した。23日付中国証券報が伝えた。
張氏は、「中国の対外投資額が、外資導入額を上回るのは時間の問題だ。2014年に実現できなくても、近い将来にはかならず実現できる。総合的に見て、向こう5年の中国の対外投資額の年間成長率は10%以上を維持することになる。政府は今後対外投資の質をより重視し、企業の国際化経営の水準を高め、企業の海外進出能力を強化することを対外投資の重点課題としている」と述べた。
「中国証券報」より 2014年10月23日