日本政府は問題解決の誠意を
中国社会科学院の張学部委員によると、「APECには『開放』と『共有』のほかにも『集う』という重要な理念と役割がある。APECはアジア太平洋地域の重要な協力の場として、各国・地域は原則として会議の度ごとに開催される非公式首脳会議に出席する」という。
歴史などの問題によってたびたび問題が生じる日本・韓国、中国・日本、さらに中・日・韓の3カ国間でどのような反応が起きるのか――これも外部の大きな注目を集めている。
王毅外交部長はAPEC期間中に中日首脳会談を開催するかどうかの質問に対して、「中国は会議のホスト国である。中国人には『すべての来客をもてなす』という習慣がある。すべての来客にホストとしての礼を尽くす。
しかし中日関係の正常な発展に影響する問題と障害があることは客観的な事実であり避けては通れない。日本の指導者には問題の存在を直視し、問題解決の誠意を見せてほしい」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月2日