11月1日に北京国際金融博覧会で開かれた「中国保険業界年次サミット2014」で、中国保険保障基金有限責任公司総裁の任建国氏は、「政策面の支援を勝ち取り、投資ルートを適度に拡大すると同時に、専門的な投資チームの力を借り、資金の効率と市場の参与度を高める取り組みを進めている」と語った。3日付中国証券報が伝えた。
中国人寿保険(集団)公司総裁の繆建民氏は、「貸付資産の証券化への参与を通じ、保険業は銀行業の一部の長期貸付資産を受け入れ、銀行の貸倒損失リスクを軽減できる。保険業の資金を優先株に投じることで、銀行の増資が資本市場にもたらす流動性圧力を回避できる」と述べた。
「中国証券報」より 2014年11月3日