中国国家統計局のウェブサイトで公開されたデータによると、2014年10月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比0.2ポイント低下の53.8となり、分水嶺となる50を3.8ポイント上回った。これは中国の非製造業が拡張の流れを維持していることを意味する。新華網が伝えた。
業界別に見ると、サービス業PMIは0.1ポイント上昇の52.6、新規受注指数は1.5ポイント上昇の51.0で、50を上回った。中間投入価格指数は2.2ポイント上昇の52.0に達したが、これは非製造業企業が生産・運営に用いる中間投入価格の全体水準が上昇したことを意味する。料金価格指数は1.5ポイント上昇の48.8に達したが、依然として50を下回った。これは非製造業企業の販売・料金価格の全体水準が低下を続けているが、下げ幅が縮小したことを反映している。業務活動期待指数は1.0ポイント低下の59.9となったが、依然として好調の区間に接近しており、非製造業企業が今後3カ月の市場に楽観的な態度を維持していることを意味する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月3日