関係筋が4日に明らかにしたところによると、中国建設銀行広西支店は人民元国際投資・貸付ファンドの設立を検討している。同ファンドは主に広西チワン族自治区内の企業の、ASEANにおける直接投資と貸付に用いられる。ファンドの基本案はすでにまとめられており、規模は200億元に達する。5日付中国証券報が伝えた。
人民元国際投資・貸付ファンドは、資本勘定におけるクロスボーダーの人民元流動の新形態であり、クロスボーダー人民元業務の発展を促す重要な手段の一つにもなる。「ファンド経営により、人民元海外直接投資・海外貸付事業を展開し、企業の海外進出を下支え、実体経済の国境を跨ぐ発展を支援することができる」と関係筋が話す。
「中国証券報」より 2014年11月5日