中国の高速鉄道、世界の鉄道王朝を築く=豪メディア

中国の高速鉄道、世界の鉄道王朝を築く=豪メディア。

タグ: 高速鉄道 中国 日本 

発信時間: 2014-11-05 16:34:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓国日報は11月4日、「中国の高速鉄道メーカーは今年に入ってから、世界の高速鉄道市場で落札や意向書の提出が相次いでいる。アジアのシンガポール、マレーシア、タイ、アフリカのナイジェリア、南アフリカ、さらには米国まで中国製の高速鉄道の導入を検討している」と報じた。

オーストラリアのシンクタンク、ロイ国際政策研究所の政治評論サイト「The Interprete」は4日、「世界高速鉄道王朝を企画する中国」と題する記事の中で、「中国は鉄道の世界進出で驚異的な野心を示している。中国の鉄道メーカーはメキシコ、セルビア、ジンバブエなどで積極的に活動している。中国が最も重視しているのは、中国本土とユーラシア大陸、もしくはさらに広範な地区を結ぶ高速鉄道網(モスクワ、イスタンブール、シンガポール、アラスカ)の建設だ。一部の構想は実現できるとは限らないが、高速鉄道プロジェクトは影響力を拡大し、科学技術力を宣伝できる。日本の高速鉄道が世界を驚かせてから50年後、中国は腕時計製造の代表者であるスイスのように、高速鉄道技術の代表者になろうとしている」と報じた。

中国の著名鉄道専門家の王夢恕氏は環球時報の記者に対して、「先進国と比べ、中国の高速鉄道には多くの長所がある。まず、中国には非常に優秀な建設チームがあり、いつでも建設に従事できる。次に、先進国よりコストが割安だ。海外の高速鉄道の建設費は1キロ当たり5000万ドルに達するが、中国は3300万ドルのみだ。しかも中国の高速鉄道は工期が短く、その速さは先進国の倍以上に達する。また、中国の取引は柔軟性が高く、金ではなく資源との交換も可能だ」と指摘した。

韓国の毎日経済新聞は11月3日、「中国は高速鉄道の台頭、施工能力と価格競争力などの世界一を実現しようとしている。中国の高速鉄道の発展ペースは、日進月歩という言葉で表現できる。1本目の高速鉄道は、2008年北京五輪の開幕前に開通した京津都市間鉄道で、それからわずか6年後に高速鉄道の総延長が1万1000キロ以上に達し、世界の50%を占めた。中国の指導者は外遊中に自ら高速鉄道を紹介・PRしているが、この貢献も無視できない。中国と高速鉄道の提携協定を締結している国は、30カ国以上に達する」と報じた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月5日

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