2008年の北京オリンピック ・パラリンピックをきっかけに始まった北京の市内交通網の整備が完了した。10本の軌道交通(路線)が相次いで開通し、多くの高速道路と幹線道路が整備された。2013年末時点での軌道交通の運営距離は465キロ、1日当たりの延べ1100万人を超えた。
高速道路と幹線道路の距離はそれぞれ923キロ、1128キロに達し、1日当たりの輸送能力は合計で延べ1394万人に達する。 また2022年冬季オリンピック(2015年7月に決定)の誘致に向けて、国は京張高速鉄道(北京―張家口)の建設を承認。年内に着工される見通しとなった。完成すれば最高時速300キロで、北京と張家口がわずか1時間で結ばれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年10月16日