英ロイター通信の20日の報道によると、中国北車集団(CNR)が米カリフォルニア州で高速鉄道車両の売り込みを進めている。中国の高速鉄道網はここ7年で世界最長に拡大しており、今回の動きは、関連技術の輸出に中国が意欲を高めていることを示している。
報道によると、カリフォルニア州では現在、ロサンゼルスとサンフランシスコの2大都市をつなぐ高速鉄道の建設が計画されている。全長は1287km、投資総額は約680億ドル(約4161億元)。このうち高速鉄道車両の契約金額はまだ明らかになっていない。サングループUSAによると、今回発注されるのは時速354kmの高速鉄道車両95両で、中国北車集団と唐山軌道客車、サングループが共同で入札参加を計画している。