サングループ広報のジョナサン・サン氏は、「中国は高速鉄道事業で実績を上げており、世界に輸出できる製品を生み出している」と語る。サングループと中国北車、唐山軌道客車は4年にわたって協力を続けてきた。
高速鉄道車両メーカーは10月22日までにカリフォルニア州高速鉄道管理局に意向書を提出することになっている。日本やスペインなど世界の10数社が入札に参加する。カリフォルニア州高速鉄道管理局の担当者(Lisa Marie Alley)は、「われわれはまだ正式に入札募集を始めていない。関連業界に対してはわれわれの車両のニーズを表明してある。メーカーには一定の水準が求められる。われわれは現在、『もっと詳しいことを知りたいか、どんなことができるか』と尋ねているところだ」と語る。
報道によると、カリフォルニア州はこれまでに、ロサンゼルスからサンフランシスコまでの約1287kmの高速鉄道プロジェクトで中国の投資を得たいとの立場を表明している。米メディアの報道によると、カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は昨年4月、中国鉄道部門の担当者と会見し、同プロジェクトについて話し合ったが、唐山軌道客車の担当者も参加していた。