11月11日、中国ネット通販の激安セールが繰り広げられる「独身の日」商戦が大いに盛り上がった。北京時間11日21時12分50秒までの中国電子商取引最大手のアリババの取引額がついに500億元を上回った。これで、同社の「独身の日」の取引額が予想通り過去最高を更新した。12日付中国証券報が伝えた。
これについて、「これほど消費力があるとは思わなかった。『独身の日』取引額の激増は巨大な消費潜在力の現れだ」とアリババ副会長の蔡崇信氏は話す。
アナリストは、「中国経済が高度成長から中高速成長に移行している現在、第三次産業は経済成長の重要な下支えとなっており、『独身の日』に見られる消費の台頭は新常態(ニューノーマル)下の中国の経済発展をけん引する新たな原動力となる」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年11月12日