2014年アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合の期間中、会議参加者の中国建設銀行の王洪章会長が記者の取材に応じた際に、アジア太平洋地域の金融協力の一層の強化が必要であると強調した。11日付中国証券報が伝えた。
「金融インフラの整備、金融機関と金融業務における協力を強化することで、地域内金融業の融合、地域内経済の持続的な発展を促進できる。そのため、APECの経済体は徐々に金融業の参入基準を引き下げ、自国における金融機関設立に関する規制を緩和し、監督管理と許認可の面での効率向上を図り、金融構造と金融サービスの改善に努めるべきだ」と王会長が述べた。
「中国証券報」より 2014年11月11日