米国のオバマ大統領は10日、APEC・CEO会議に出席した際、現在1年にとどめている中国人の米国への渡航における商業・観光ビザの有効期限を最大10年まで延長すると発表した。これにより中国人旅行者と中国の旅行会社が大きな恩恵を受けそうだ。中国の旅行サービスサイトのシートリップによると、今年同社が企画した米国観光ツアーの客数は3万人に上り、昨年に比べて6割以上増加した。
ビザの有効期限が10年に延長されたことによるメリットは、ビザの申請費用が必要なくなることやその準備にかかる時間が節約できること。ビザさえ持っていれば、いつでも行きたいときに米国に行ける。米国はこのビザ緩和策に関連して、メキシコやフィリピン、ホンジェラス、ドミニカ、パナマなどの十数の国・地域に対しても10年内の渡航におけるビザ免除を発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月15日
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