中国全国乗用車市場情報聯席会が発表した最新データによると、自動車消費市場のハイシーズンと言われる10月に、広義乗用車(マイクロバス含む)の販売台数は前年同期比9.3%増の166万2500台であった。内訳は、セダン車販売台数が前年とほぼ横ばいの106万5900台、狭義乗用車市場の65.3%のシェアを占め、SUV車が前年同期比36.8%増の38万8700台、狭義乗用車市場に占める割合が23.8%で、MPV車が前年同期比35.9%増の17万8300台だった。データは自主ブランドにおけるSUVの衰えない勢いを示している。
比較すれば分かるように、狭義乗用車でシェアが最も大きい2大車種―自主ブランドセダンと自主ブランドSUVは、その売れ行きがまるで厳冬と盛夏のように全く違う風景を見せている。主要車種上位ランキングリストを見ると、乗用車トップ20の中で、自主ブラインド乗用車がたった9位の帝豪(EMGRAND)と16位の逸動(EADO)だけだ。一方SUV陣営では、自主ブランドの販売台数が絶好調で、トップ20の中で11席を取り、うちハーバー(Hover)が堂々とSUV販売台数1位を躍り出ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月21日