中国国家発展改革委員会(発改委)が11月26日に開いた記者会見によると、重点ネットワークエンジニア・プロジェクト、健康・介護サービス、生態・環境保護、クリーンエネルギー、食糧・水利、交通、石油ガス及び鉱物資源保障プロジェクトという7種類の国家重点プロジェクトを含む包括的プロジェクトの建設がすでに国務院の許可を獲得しており、関連文書も配布された。27日付中国証券報が伝えた。
発改委は、今後政府各部門の責任を明確にし、これらプロジェクトの建設を着実に推進していく方針だ。この包括的プロジェクトの推進・実施と同時に、投融資メカニズムの改革、市場参入条件の緩和、価格形成メカニズムの改善も進められていくという。
アナリストは、「この包括的プロジェクトの実施により、不動産投資伸び率の低下を効果的に相殺し、2015年経済成長率の合理的な範囲内での推移を保障することができる。中では、鉄道、環境保護関連プロジェクトが急先鋒の役割を演じるだろう」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年11月27日