“独創力”の消えた日本企業、再び輝く日はあるか

“独創力”の消えた日本企業、再び輝く日はあるか。 最近日本の代表的な企業が大きな赤字に陥っている。シャープや松下、ソニーといったかつて世界の一流企業といわれた日本の企業の落ち込みは、底が見えない状況が続いている。これまで勢いのあるトヨタでさせ、中国市場でのシェア拡大に苦戦しており、世界トップシェアの地位を奪われかねない状況だ。原因は何か?

タグ: 日本企業 独創力 電子分野

発信時間: 2014-11-29 09:17:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

イノベーション力に乏しい企業カルチャー

「日本の企業カルチャーが、現代のこの『革新の時代』に適合していないことが、新製品・新市場を開拓できないでいる最大の理由だ」とあるアナリストは語る。その結果、日本の企業は中国や韓国の企業に市場競争で破れ、次々と姿を消していくのである。 

また日本企業の独創性の欠如は、日本がこれまで基礎科学研究をおろそかにしてきたことも関係がある。日本は長期にわたり、欧米の科学技術の成果に頼り、それを吸収してきた。しかしこのことが『革新の時代』に入り、世界から取り残される結果ともなったともいえる。日本には優秀な技術者はいるが、本物の科学者がいない。製品の質を高めることに日本は優れた力を発揮するが、世界が今求めているのは、科学技術における革命的な成果である。日本の産業構造は従来の家電産業が中心に形成されており、この点において、同産業での革新的な製品の登場は望むべくもない。

 

     1   2   3   4    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。