中国北車の燕房線無人運転車両を担当する汪忠海氏は、「一般的な運転手がいる列車と最も大きく異るのは、乗客から隔離された運転席がないことだ。乗客は列車前方のガラスに触れることができる」と説明した。この全無人運転技術を使用する車両の電源を入れると、運転手や車掌が操作するまでもなく、点検、発車、坂道運行、正確な停車、ドアの開閉、運行後のスリープなどの全操作を自動で実施できる。
燕房線の全長は21.4キロで、燕化産業区の南の端を始発駅とする。燕房線は房山線の西延長線で、終点の蘇庄駅と接続する。房山線の北に延長する地下鉄とは異なり、燕房線の全線が高架橋上となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月2日