中国4大商業銀行の1つである中国銀行は2日に発表した「2015年経済金融展望報告」の中で、中国政府の2015年の金融政策について予測した。3日付中国証券報が伝えた。
同報告によると、中国政府関係部門が引き続き銀行間金利の引き下げを促し、企業の資金調達コストが着実に低下するよう導く方針である。2015年に預金・貸出基準金利のさらなる引き下げが実施される可能性が高い。
また、経済の安定的成長の維持と構造調整の角度から、利下げのほか、法定預金準備率は来年1―2回引き下げられる可能性もあると予想されている。
「中国証券報」より 2014年11月4日