上海総合指数は12月2日の取引時間中に一時2777.37ポイントに達し、40カ月ぶりの高水準となった。それと同時に、中国の証券信用取引残高は拡大を続け、わずか19営業日で7000億元台から8000億元台に乗った。中国人民銀行(中央銀行)の利下げの刺激を受け、証券会社の証券信用取引業務に対する意欲も高まっている。3日付中国証券報が伝えた。
証券信用取引残高が年末までに1兆元を突破し、2015年に1兆2000億―1兆5000億元に達する可能性が高いと予想されている。しかし、レバレッジ取引のリスクが高く、風向きが変わり信用取引資金が流出し、株式市場が暴落した場合は、レバレッジ取引に参与する投資家は大きな損失を被ることもありうると指摘されている。
「中国証券報」より 2014年11月4日