国机汽車は29日、第11回中国輸入自動車高級フォーラムにおいて、2014年と15年の輸入自動車市場に関連する報告を行った。それによると、今年1~9月の中国の輸入自動車数は105万3000台と、前年同期比26.2%増加した。月平均の輸入台数は11万台、ナンバーが登録された車輌は98万台。来年の輸入台数は10%前後の成長が見込まれるという。
車種別では、SUV(多目的スポーツ車)に人気が高い。同車の1~9月の輸入台数は65万5000台と前年同期比29.3%増。セダン・MPV(ミニバン)はそれぞれ22.8%増、17.5%増だった。
排気量別では、3リッター以下が全体の91.6%を占めた。そのうち1.5~2.0リッター車の割合が一番大きかった。 販売地域別では、中西部市場が急成長した。中南・西南・西北の3地域の合計販売台数が全体の44.7%を占めた。従来高かった東部や北部地区での比率が低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月5日