米国のコーヒーチェーン・スターバックスはこのほど発表した5カ年計画で、利益を上げている地域で店舗の開設ペースを加速させ、市場、ルート、店舗デザインを世界へ拡大するとの方針を明らかにした。この2019年を区切りとする計画には、企業全体の営業収入を14年度の160億ドル(1ドルは約121.4円)から19年は300億ドルに引き上げること、世界全体の店舗数を3万店以上に増やすことが含まれる。「北京商報」が伝えた。
中国はスターバックスにとって最も急速に成長する市場だ。中国エリアの王静瑛総裁は、「スターバックスは昨年、一日あたり平均1店舗を開設し、今後この間隔は18時間に縮まる見込みだ。12月末までに中国の店舗は1500店に達する見込みで、19年までに倍増させて3400店舗とすることが目標だ」と話す。スターバックスは中国進出から16年が経ち、現在は84都市に1400店舗を開設し、従業員数は2万5千人に上る。1週間あたりの取引件数は300万件に達する。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月8日