中国監視カメラ大手の海康威視は12月9日、海外資本運営プラットフォーム構築の資金を調達するため、H株を発行し、香港証券取引所のメインボードに上場する予定と公告で発表した。取引停止中の同社株も同日に取引が再開された。9日付中国証券報が伝えた。
公告によると、海康威視が今回発行するH株は3億5383万7200株以内で、発行後株式総数の約8%を占める。また同社のブックランナーに上限15%のオーバーアロットメントオプションが付与された。同社は今回の海外上場・発行により得た資金を、インターネット事業や戦略的新興産業などへの投資に充てる。
「中国証券報」より2014年12月9日