中国では、処方薬のネット販売が関連法律・法規で禁止されているが、近く一部解禁される見通しが出てきた。9日付中国証券報が伝えた。
中国製薬装備工程協会が主催する「インターネット薬品経営・監督管理ハイエンドフォーラム」が、12月6日に北京で開かれた。国家食品薬品監督管理総局(CFDA)の幹部である劉小平氏によると、意見募集稿を発表中の『インターネット食品薬品経営監督管理方法』は、近日中にCFDA局長会議の議論にかけられる予定だ。
同方法が許可されれば、部門規定の形式により発表される。業界関係者によると、同方法で一部の処方薬のネット販売が許可されるため、九州通医薬集団、以嶺薬業などの業界有力企業はすでにこのパイに注目しており、業務開始の準備を積極的に進めている。
「中国証券報」より2014年12月9日