上海金取引所の宋ギョク勤副総経理が10日、「自由貿易試験区第3期金融革新事例発表会」で明らかにしたところによると、上海金取引所国際ボードの累計取引量は82.58トン、取引高は196億4700万元に達した。11日付中国証券報が伝えた。
上海金取引所国際ボードは、9月18日に営業を開始した。宋副総経理によると、域外投資家向けのオフショア人民元による金取引が上海金取引所国際ボードの中心的な業務となっている。国際ボードの投資家は決済行の自由貿易口座を通じて、上海金取引所のすべての金・プラチナの取引に自主的に参与できる。投資家は上海自由貿易区内で登録されている投資家であっても、域外の投資家であっても良いという。
「中国証券報」より2014年12月11日