岡本理事長は、中国経済の発展には不確実性が高まっているとも指摘した。中国経済の成長率には本質的な転換が訪れており、高速成長から中高速成長への「新常態(ニューノーマル)」と呼ばれる転換は、経済成長率の減速として表れるだけでなく、経済構造の調整を意味している。このような変化に対して日本企業は関心を持っていると同時に不安も抱いている。日本の企業界は中国の改革の成功を期待している。日本企業が望んでいるのは、急速に発展する中国で儲けることではなく、中国が安定的で持続的な発展を遂げることである。このことは日本企業にとっても非常に重要なことだ。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年12月14日