▽世界経済の成長、来年はやや回復か
会議では、「世界経済の成長率は来年、やや回復すると見られるが、回復の勢いが全体的に弱いという状況を根本的に改善するのは難しく、国際金融市場の変動、大口商品の価格変動も大きくなるだろう。地政学など、経済以外の要素の影響が強まると見られる。利に向かい害を避け、流れに乗り、各種のリスクを防ぐ必要がある」との見方が示された。
▽2015年の経済活動に向けた全体的要求
「安定を保ちつつ経済成長を求める」という基本原則を堅持し、経済発展の質と効率の向上を中心に据え置き、経済発展の新常態に積極的に適応し、経済運営が合理的な範囲に収まるよう維持し、モデルチェンジと構造調整をより重要な位置に置き、改革の難関突破に力を入れ、革新駆動を強化し、リスクの防止・コントロールを強化し、民生の保障を強化し、経済の安定的で健全な発展と、社会の調和・安定を促進する。
▽来年の経済活動、5大主要任務
(1)経済の安定的な成長の維持に努める
(2)新たな成長源を積極的に発見し、育成する
(3)農業の発展モデルの転換を急ぐ
(4)経済発展の構造を改善する
(5)民生の保障・改善を強化する