エアバスが今月初めに発表した予測によると、中国では今後20年間で新たに民間旅客機と民間貨物機が5300機あまり増加する見込みだ。価格は8200億ドル(1ドルは約118.6円)に上り、機体数は同じ期間に世界で増加するとみられる機体数全体(3万1千機)の17%を占めることになる。今後20年間は国内市場でも国際市場でも、中国の航空旅客輸送量が常に世界のトップレベルに立ち、成長率も世界の平均水準を上回ることになるという。
旅客数をみると、中国国内の航空旅客輸送量は2023年に米国国内の航空旅客輸送量を抜き、中国は世界一の民用航空市場になる見込みだ。
エアバスの責任者は、「大陸部で運航するエアバスの航空機の数は、座席数100以上の機体では大陸部全体の半分を占める。今後20年間、エアバスに寄せられるニーズのうち最大のものは中国から来ることになる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月15日