中国天津自由貿易区、北京・天津・河北の新エンジンに

中国天津自由貿易区、北京・天津・河北の新エンジンに。

タグ: 中国自由貿易区

発信時間: 2014-12-16 11:36:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

蔡玉勝所長によると、天津自由貿易区のテスト事業の内容は、60%から70%は上海自由貿易区ですでに実行されている措置、30%から40%は自らの特徴に基づいて定められた新たな措置となる見込み。このうちネガティブリストモデルについては、天津は、2014年の上海自由貿易区のネガティブリストに照らして制定されるものと見られる。また上海自由貿易区は貨物貿易の面でも経験を蓄積しており、天津自由貿易区が参考にするのに適している。だが天津と上海では経済構造や発展水準などで違いがあり、天津は実体経済の比重が高いことから、将来的には、実体経済や産業の面で新たな試みが進められることになる。

▽新たな瓶には新たな酒を

天津南開大学浜海開発研究院の劉剛・副院長は、「大きく開放してこそ大きな発展がもたらされる」と指摘する。天津には現在、「環渤海地域経済の中心、国際港湾都市、北方経済の中心、エコ都市」との位置付けがなされている。だが北方の最大の港である天津港にとっては、その発展の最終的な目標は、自由貿易港への転換である。このように主張しているのは劉剛・副院長だけではない。閉幕したばかりの中央経済政策会議では、「一ベルト、一ロード(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)」「北京・天津・河北の共同発展」「長江経済ベルト」を3大戦略とし、来年に順調な滑り出しを実現するとの方針が打ち出された。このうち2つの戦略が天津と関連している。

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