中国社会科学院は15日に発表した「経済青書:2015年中国経済情勢分析・予測」の中で、不動産価格の転換点が訪れ、不動産投資の価値が失われつつあることを背景に、約10年間に渡って蓄積された資金が不動産業界から撤退し、その他の分野に移っているとの見方を示した。16日付中国証券報が伝えた。
また、「国内資本市場における投資収益の向上に伴い、多くの資金が投資のチャンスを逃すまいと資本市場に流れている。これは中国株式市場が2015年に強含みの相場になることを後押しする」と指摘された。
「中国証券報」より2014年12月16日