改革の全面的深化 中国の変化を読み解く

改革の全面的深化 中国の変化を読み解く。 中国にとって2014年は改革の再出発点となり、改革は終始政府の取り組みの重要テーマとなっている。改革の全面的深化は人々の情熱を奮い立たせ、改革のメリットへの期待感は着実に強まった。こういう意味で、2014年は中国の「深化改革元年」と呼ばれるようになった。これにより、中国の経済・社会が真新しい改革の時代に突入している…

タグ: 中国経済

発信時間: 2014-12-31 18:44:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽変化その5:中国経済が10兆ドル突破? 資本純輸出国に

経済体制改革の継続的推進とともに、中国経済は総量の上でも変化を迎えつつある。今年の中国経済は2つの「初めて」を達成する見込みで、一つは初めてGDPが10兆ドル(1ドルは約120.4円)を突破するとみられること、もう一つは初めて資本純輸出国になるとみられることだ。

国家統計局が発表した最新のデータによると、13年のGDPは58兆8019億元に上り、今年第1~3四半期のGDP増加率は7.4%だった。通年のGDP増加率を7%として計算すると、今年のGDP総量は62兆9180億元となり、1ドル=6.2元でドル換算すると10兆1千億ドルになる。

このことは、14年の中国経済の総量が初めて10兆元の大台を突破するとともに、米国と並んでGDP10兆ドルを達成した世界でただ2つのエコノミーのうちの1つになることを意味する。

また今年の対外投資額は外資導入額を上回る可能性があり、中国は今年初めて資源の純輸出国になる見込みだ。

商務部(商務省)がまとめたデータによると、今年1~11月の実行ベース対外投資額は898億ドルで前年同期比11.9%増加した。実行ベース外資導入額は1062億4千万ドルで同0.7%の増加。

同部の沈丹陽報道官は、「通年では対外投資と外資導入の水準が接近するとみられ、対外投資の規模が外資導入の規模を上回る可能性も排除できない」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年12月25日

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