2014年第4四半期のA株高騰が、全国民による株投資の情熱に火をつけた。しかし年末ごろの相場調整で、多くの投資家は「期待したほどの利益が出ていない」と溜息を漏らしている。5日付中国証券報が伝えた。
事実上、2014年年末ごろの調整相場から、売り買い双方の駆け引き激化の兆しが見られている。流動性が概ね潤沢であり、金融緩和の政策基調も続いているが、上場銘柄が増え続けていることを考慮すれば、この状況は2015年にさらに顕著になる。
機関投資家筋は、今後1年間に渡り相場の上下の変動がより激しくとなり、売り買い双方の駆け引きが激戦期に入ると予想している。したがって、投資家によるリスクコントロールが重要になる。
「中国証券報」より2015年1月5日