ブルームバーグは5日、『2015年の世界経済のけん引役は?』と題する記事の中で、「多くのエコノミストやアナリストが、中国の指導者が経済の構造転換に力を入れていることを高く評価している」と報じた。各エコノミストらは、現在関心を寄せている7つの要因を挙げ、これらが世界第2位の経済大国をさらに強く押し上げるとの見方を示している。
【旺盛な内需】モルガンスタンレー・Stephen Roach氏。中国は経済減速に伴うマイナスの影響をコントロールできる。ハードランディングはありえない。内需はかつてないほど盛り上がる。
【原油価格下落】ゴールドマンサックス・Kenneth Courtis氏。原油価格やその他の大口商品価格の下落は中国経済にとって大きなプラス。原油、石炭、天然ガスの支払コストが下がり、戦略的エネルギー備蓄が容易となる。