国家税務総局が8日に明らかにしたところによると、2014年の全国の税務部門を合わせた税収は10兆3768億元(輸出増値税の還付済み。1元は約19.2円)に達し、前年比8.8%増加したという。新華社が伝えた。
同局の王軍局長は全国税務業務会議で、「2014年は全国の県レベル税務機関が統一的な納税サービス規範の試験的実施をスタートし、9大分類・212小分類・1120項目の税金関連プロセスを規範化することにより、全国で同じ尺度の納税サービスと同一基準の税金業務を提供できるようになり、納税者は納税の段階、回数、所要時間を30%以上減らすことができた」と述べた。
王局長は2015年の税制改革について、「営業税の増値税(付加価値税)への切り替え改革の範囲を緻密に細心に広げていく。消費税改革をさらに推進し、『清費正税』(費用を清算し税金を正しく徴収する)を積極的に推進し、環境保護にかかる費用を税金として徴収するよう推進し、税金をめぐる優遇政策を整理し規範化していく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年1月9日