「中国のロボット販売台数は2013年に世界で最大になったのに続き、昨年もその記録を更新し、5万台に近づいたと見られる」工信部(工業情報部)国際技術協力センターの供主任はこう語った。 ここ2、3年、中国のロボット産業は国内各級政府、企業、市場からの注目を浴び、工業とサービスの2大分野で急成長を遂げている。
ドイツの第4次産業革命、米国の再工業化戦略、日本の新政策といった背景の下、中国政府もロボット産業やスマート製造を重視し、各級政府は関連政策を打ち出している。 中国電子科学技術集団デバイス部門の施・シニアエキスパートは「多くの企業が2014年に巨額の投資をし、2015年も投資を続けることを決めた。企業が先行投資に自信をもって臨んでいる」と語った。