河北省の張慶偉省長は8日、「昨年は、京津冀(北京市、天津市、河北省)地区の共同発展戦略が国家戦略に昇格し、同地区の交通一体化、生態系の環境保護、産業移転の3つの分野における共同の取り組みが大きく進展した」「今年は、交通の面で複数の鉄道と高速道路の建設を加速し、生態系の面では生態系ファンドの設立や生態系の横断的な補償制度の協議に力を入れていく」と述べた。
8日に行われた河北省第12期人民代表大会第3回会議の政府活動報告で張省長は「交通一体化の面での成果としては、道路では北京新空港が正式着工したこと、北京―昆明高速道路のライ水県(河北省)と北京間の開通したことがある。これまでアクセスが悪かった道路網を大きく整備された。また鉄道部門では、京津冀都市間鉄道投資会社を設立したほか、天津市と渤海津冀港湾投資発展会社を共同で設立した」ことを挙げた。