今年については、「天津―保定(河北省)道路を開通させ、北京―瀋陽鉄道(客車専用)、北京―張家港鉄道を全面開通させる。廊坊―涿州鉄道にも着工するほか、北京の外環状道道路、京秦、京渉、津石などの高速道路の建設を加速させる。これによって3地区をつなぐスムーズな交通アクセスがほぼ完成する」と述べた。
「生態系の面で昨年の成果としては、生態系の情報共有とエコトーン(移行帯)がある。大気汚染の共同コントロールの面でも大きな進展があった。今年は、大気汚染の共同コントロールを深化させ、エコトーンの建設も加速させる」「産業移転の面での昨年の成果としては、凌雲加工をすべて邯鄲(河北省南部)に移転し、北汽集団黄力プロジェクトが操業を開始した。このほか北京市と共同で曹妃甸(河北省)近代産業実験区を建設し、天津とも循環経済モデル地区を設立した。今年は、北京新空港臨空経済区や今挙げた実験区などの発展により力を入れていく」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月12日