2014年以降、中国の固定資産投資の伸び率が低下を続け、建設機械の主要製品の販売量が前年比で大幅に減少し、輸出の伸び率も低下を続けている。川下の疲弊する需要、これまでの生産能力の拡大により、生産能力過剰の状況が深刻化しているため、各主要メーカーは強い経営圧力に直面している。15日付中国証券報が伝えた。
「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)国家戦略の実施が、建設機械の需要をけん引する可能性があるが、その時期と程度については不明瞭だ。国内建設機械メーカーにとって、国際化を加速し、海外市場の開拓を続け、新たな成長点を模索することが重要となっている。
「中国証券報」より2015年1月2日