中国国家統計局の馬建堂局長は20日、中国の2014年の国内総生産(GDP)に関するデータを初公開した。発表によると、中国の2014年のGDPは7.4%増の63兆6463億元で、伸び率は1990年以来の低水準となった。
一方で、中国GDPの60兆元突破は初めてであるほか、米ドル換算で初めて10兆ドルを突破した。2014年、中国のGDPは世界2位を維持すると同時に、米国に続きGDP10兆ドル国の仲間入りを果たした。
中国経済網記者のまとめによると、中国のGDPは2000年に8兆9000億元以上に達し、初めて1兆ドルを突破した。2005年には2兆ドルを、2009年には5兆ドルを突破した。GDP1兆ドル国の仲間入りを果たしてから、10兆ドルの大台を突破するまで、中国は14年の時間をかけた。米国のGDPは1970年に1兆ドルに達し、中国より30年早かったが、10兆ドルを達成したのは2001年で、1兆ドルから10兆ドルになるまで31年の時間が費やされた。
また、日本の2014年のGDPは約4兆8000億ドルと、中国の半数にも満たないことになると予想されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月20日