世界経済フォーラムが国際競争力ランキングを発表 中国の国際競争力が着実に上昇

世界経済フォーラムが国際競争力ランキングを発表 中国の国際競争力が着実に上昇。 本部をジュネーブに置く世界経済フォーラムは3日、2014−2015年の国際競争力ランキングに関する報告書を発表した。中国本土は順位を1つあげ、28位だった…

タグ: 中国経済

発信時間: 2015-01-21 15:52:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

本部をジュネーブに置く世界経済フォーラムは3日、2014−2015年の国際競争力ランキングに関する報告書を発表した。中国本土は順位を1つあげ、28位だった。

中国はBRICSの中でトップの地位を維持している。その他4カ国のうち、ロシアが53位に浮上したほか、南アフリカは56位、ブラジルは57位、インドは71位に順位を落とした。そのうちインドと中国の差は、2006年の8ランクから現在の43ランクまで拡大した。

報告書のアジアの部分を担当した、世界経済フォーラムのエコノミストは新華社の取材に対して、「中国は依然として安定的・積極的で、インフラ・教育・制度などの競争力が高い」と指摘した。

同氏は、「中国は競争力を構築する基本的な要素に投資を行っている。これにより中国の競争力の発展に、堅固な基礎が備わった。他にも中国には非常に積極的かつ有利なマクロ経済環境がある。これは中国がBRICSの中で常に首位を維持している理由だ」と述べた。

しかし同氏は、「中国本土には現在も不公平な市場参入や市場のねじれといった問題が残されており、資金や労働力などの資源の最も効率的な配置が損なわれている。中国は市場効率を高める必要があり、これは次の段階の発展にとって極めて重要なことだ」と強調した。

今年のランキングで、香港は7位だった。同氏は、「香港の高い競争力は、効率的な市場、特に人的資源を効果的に配置する労働力市場、国際金融センターという重要な地位から得られている」と分析した。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。